2020年4月からの昇段基準変更について

選手の皆さんへ
一般社団法人全日本かるた協会
 

2020年4月からの昇段基準変更について

 
2020年4月1日から昇段基準が変更となります。
昇段基準変更に伴い、公認大会における各級の参加資格、昇級降級昇段等は、以下のとおりです。
 

E級(無段者の部)

2020年4月以降、初めて大会に出場する人は、E級からの出場となります。

E級ベスト4(3位)以上の成績で初段が取得でき、D級に昇級します。

 
現在、E級で出場している人は、引続きE級で出場です。下記(※)にあるように、2018年4月1日から2020年3月31日までに行われた大会でE級ベスト4(3位)以上の成績がある人は、初段申請を行えばD級で出場することができます。

D級(初段の部、2022年3月までは無段者もあり)

2020年3月以前にD級に出場している人は、2022年3月までは引続き、無段のままD級に出場できます。E級に出場することもできますが、同じ大会でD級、E級両方に参加申込みをすることはできません。また、一度E級に出場した場合は、その後の大会では無段のままD級に出場することはできません。

D級ベスト4(3位)以上の成績で二段が取得でき、C級に昇級します。

無段者が、C級に昇級するためには、初段と二段を同時に取得することが必要です。
2022年3月31日までは、特例としてD級ベスト8で、初段が取得できます(出場級はD級のまま)。
2022年4月以降、無段の人(初段が取得できなかった人)は、E級へ降級します。
 

C級(二段の部、2022年3月までは初段の人もあり)

2020年3月末時点でのC級登録選手は、2022年3月までは初段のまま引き続きC級登録し、C級に出場できます。

C級ベスト4(3位)以上の成績で三段が取得でき、B級に昇級します。

初段の人が、B級に昇級するためには、二段と三段を同時に取得することが必要です。
2022年3月31日までは、特例としてC級ベスト8で、二段が取得できます(出場級はC級のまま)。
2022年4月以降、初段の人(二段が取得できなかった人)は、D級へ降級します。
 

B級(三段の部、2022年3月までは二段の人もあり)

2020年3月末時点でのB級登録選手は、2022年3月までは引き続きB級登録し、B級に出場できます。A級四段への昇級昇段基準は変更ありません。
2022年3月31日までは、特例としてB級ベスト8で三段が取得できます。
2022年4月以降、二段の人(三段が取得できなかった人)は、C級へ降級します。

※大会成績に基づく昇段基準は、過去2年(2年度)に遡って適用され、昇段申請できます

(例)2018年4月(2018年度)に実施された兵庫大会のD級ベスト4(3位)で、初段を取得していた場合、同大会の成績を基に二段を取得できます。また、同大会でD級ベスト8だった場合、初段(出場級はD級のまま)を取得できます。
(注)2018年度の成績を基に昇段申請する場合の申請期限は、2020年度末(=2021年3月末)
  2019年度の成績を基に昇段申請する場合の申請期限は、2021年度末(=2022年3月末)です。

以 上

昇段基準改正に伴う移行期間の1年延長について

2020年4月1日から昇段基準を改正し、新段位への移行猶予として、2022年3月31日までの2年間を設定しておりましたが、段位移行の進捗状況、主催・公認大会の開催予定・実績、支部からの意見などを総合的に判断して、残り4か月で完全移行するのは厳しいと判断するに至りました。 

・新型コロナウイルスの影響で、大会を開催できない期間が長引いたこと 
・練習・大会が再開されても地域や人数制限もあり、会・本人とも昇段を判断しきれないこと 
・無段者を対象に、2021年度の特例として公認大会の「初段認定大会」を創設したが、予定を含め未開催の地域があり、本人に昇段意思があっても、降級を余儀なくされる可能性があること 
・とくに、登録会未所属の無段D級の選手は、会長推薦が使えず、意に反してE級降級となること 

段位移行に積極的にご協力をいただいてきた各会・各団体の皆様には、誠に申し訳ありませんが、以下の通り移行期間を1年間延長し、「2023年3月31日」までとさせていただきます。 
なお、初段認定大会(公認大会)は開催方式・運営方式を変更した上で、2022年度も継続を予定しています。 

 昇段基準改正に伴う移行期間の終了について 

 1.移行措置について 
①B級、C級登録選手の移行措置について 
2020年3月時点でのB級、C級登録選手は、B級弐段、C級初段のまま、2023年3月までは、当該級に留まることができます。2023年3月までにそれぞれ参段、弐段を取得しない場合は、C級またはD級へ降級します。 
②D級選手の移行措置について 
2019年度以前に1回でも公認大会のD級に出場したことがある無段者に関しても移行期間中は、D級への出場を可能とします。2023年3月までに初段を取得しなかったものは、 
2023年4月以降はE級へ出場します。 
2.移行期間の昇段基準について 
下記の特別昇段基準を設けておりましたが、「2023年3月31日」をもって廃止いたします。 
初段…D級ベスト8(4位)入賞 
弐段…C級ベスト8(4位)入賞 
参段…B級ベスト8(4位)入賞 
2022年度は、2020年度(2020年4月1日)以降の成績を適用できます。 
3.会長(会代表者)推薦制度について 
昇級・昇段時期が過去2年度より前、あるいは時期不明な場合、各会代表者・会長が実力十分であると認められる場合と同様、会長推薦での昇段申請をお願いいたします。 

2020年4月からの昇段基準変更について” に対して1件のコメントがあります。

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